2020/12/03

会社に必要とされる優秀な人材とは?3つの資質と活躍事例を紹介

ビジネス環境や雇用環境が変わりつつある時代に、会社から必要とされる人材として活躍するには、優秀な人材の要件を知ることが大切です。本記事では、今の時代に会社から求められる人材の要件や優秀な人材の3つの資質、活躍する方法を紹介。また、転職によって必要とされるフィールドで重要ポストとして活躍した方の成功事例や転職で成功するポイントも紹介します。

今の時代に会社が求める優秀な人材とは?

近年は、これまでの終身雇用や年功序列といった制度が崩れ、ジョブ型雇用や成果主義などが導入されていますさらに新型コロナウイルス感染症の拡大を受けてテレワークが本格的に普及するなど、働き方が大きく変わりつつあります。このような中で活躍しキャリアアップを目指すには、今の時代にはどのような人材が必要とされるのか知っておくことが大切です。ここでは4つのポイントを紹介します。

成果を出す力がある

成果を出せる人材はこれまで以上に評価され、重宝されやすいといえます。

近年は多くの会社が生産性向上に取り組んでおり、成果を出せる人材は貴重です。特に、ビジネスのグローバル化や高度デジタル化が進む状況では、会社は変化が激しく複雑な事業環境の中で一定の業績を保たなければなりません。そこで求められるのは与えられた職務だけを淡々とこなす人材よりも、どのような環境でも付加価値を創出できる人材です。

ジョブ型雇用の導入もこういった傾向を後押ししています。昨今、大手企業においてもジョブ型雇用を推進する会社が目立っておりメンバーシップ型で求められていた総合型人材よりも、専門領域で高いパフォーマンスを発揮できるプロ人材が活躍しやすい環境が整いつつある状況です。

つまり、現在は個人的な能力が高く、どのような環境でも成果を出せる人材へのニーズが強くなりつつあります。

臨機応変に対応できる

臨機応変に対応できる人材も求められます。

現在は、雇用情勢が流動化しているのに加えて、会社の内外でさまざまな変化が起こっており、これまでの常識や価値観が通用しないことも増えている状況です。

例えば、高度デジタル化によって、長年の経験や熟練技術が必要であった仕事がAI(人工知能)で代替できるようになったり、従来は大人数のスタッフが対応する必要があった事務処理が自動化できるようになったりしています。他にも、新型コロナによってテレワークやオンライン商談などが普及しており、場所、時間、環境を問わず成果を出せるセルフマネジメント能力が必要です。

こういった大きな変化に対して、従来の考え方に固執していては長期的な流れに乗り遅れる可能性があります。むしろ、新しい事業環境に対して柔軟に適応する力が必要です。さらに、先を見越した上で先手を打てる人材であれば会社からの評価は高くなるでしょう。

専門スキルがある

専門的なスキルを持つ人材は、変化の激しい時代だからといってニーズが急減することはありません。

世の中には専門スキルや資格を必要とする仕事が多く存在します。例えば、法務・財務部門では法律や財務・ファイナンスの専門知識が必要です。また、医療機関では医師、看護師といった有資格者がいなければ医療サービスを提供できません。他の分野でも、建築、製造、ITなど、専門スキルがなければ成り立たない事業はいくつもあります。

このように、専門人材を必要とする事業は数多く存在するのに対して、それを担う人材は必ずしも足りているわけではありません。専門資格を取得するには厳しい試験に合格する必要があり、また実務レベルの高度なスキル・知識を身につけるのは簡単ではないからです。

そのため、専門人材や高度なスキルを持った人材は、変化の激しい時代でも変わらずに必要とされることになります。

マルチスキルがある

マルチスキルを持つ人材も重宝されやすいといえます。

近年はAIやIoT、ビッグデータ活用など、高度デジタル化が急速に進んできました。2020年は新型コロナの拡大によってこの流れがさらに後押しされ、実際にテレワークやオンライン商談といったITツールを活用した働き方が主流になってきています。

このような中、仕事で成果を出し続けるためには、自分の職責を果たす力に加えて、さまざまなITスキルが必須です。例えば、業務で使用するITツールをユーザーとして使いこなす力はもちろん、ITを用いて業務プロセスを構築し直す力や、さらにはITを軸に商品・サービスを構築する力もあると理想的といえます。

もちろん、ITスキルに限らず、自分の業務に必要なスキルであれば習得するという積極性も大切です。

人材を育成できる

他の人材を育成できることも優秀な人材の条件といえます。

優秀な社員は能力が高い分、すべての仕事を自分でこなそうとする傾向があります。しかし、簡単な仕事などは部下に任せ、自分は難しい仕事を担当したほうが全体の能率は上がるでしょう。また、得意分野は社員それぞれに異なるため、ある分野に関しては自分より優秀な人材を登用するのが効率的です。本当に優秀な人材は、自分ですべてをこなそうとせず、部下に任せることも知っています。このように、部下の成長と自己実現を両立できる人材が求められています。

どんな会社からも必要とされる!優秀な人材の3つの資質

優秀な人材には、いくつか特徴的な資質があります。上記では会社から評価されやすいスキルや経験について紹介しましたが、それに加えて資質も併せ持っている人材はどのような会社からも注目されやすいものです。ここでは3つのポイントを紹介します。

プロ意識

1つ目は、責任感や一生懸命さといったプロフェッショナルとしての意識です。

責任感は、自分の職務に対して他の誰かに依存したり言い訳したりせず、与えられた役割を確実に果たすことを目指す姿勢を指します。どれほど能力の高い人であっても、自分の役割から逃げたり失敗を誰かに転嫁したりしては信頼されません。自分の仕事に正面から誠実に向き合う姿勢が大切です。

一生懸命さとは、どのような仕事でも手を抜かず真剣に取り組む姿勢を指します。真面目に取り組むことは、プロとして高い結果を残すために不可欠です。また、そのような姿勢は周囲の人間にも伝わり組織にも良い影響を与えます。

成長志向

2つ目は向上心や前向きさといった成長志向です。

向上心とは、スキルアップやキャリアアップといった進歩を目指して努力する姿勢を指します。人よりも早く昇格する人は、与えられた仕事をこなしながら、上のポジションに行くために自己研鑽をしているものです。このように高い志があり、かつ行動できる人は早く成長します。

前向きさとは、将来に対して明るい希望を抱き、可能性を探る姿勢です。日本国内は以前から少子高齢化が進み、特に近年は高度デジタル化や新型コロナなどによって事業環境が急速に変わりつつあります。このような中でもプラスの側面に注目し、チャンスを探す意識が大切です。

モラル意識

3つ目は、モラル意識です。会社から必要とされる優秀な人材は、プロとしての高度なスキルを持っているのに加えて、周囲から一緒に働きたいと思われる人物だというケースが多くあります。社会人としての基本的な挨拶やコミュニケーションを欠かすことなく、感謝や友好の気持ちを示す点が特徴です。

モラル意識の具体例としては、謙虚さが挙げられます。これは、プライドや体裁に固執せず、相手の主張に対して誠実に耳を傾け、素直に受け止める姿勢です。他には、礼儀正しい振る舞いも挙げられます。相手を尊重し、気配りの精神を欠かしません。

なお、こういったモラル意識が高い職場は従業員満足度もモチベーションも高く、業績も良い傾向が見られるとする分析もあります。業績アップという観点でも、意識の高い人材は会社から必要とされやすいのです。

必要とされる人材として活躍するためには?

会社から必要とされるようになるには、2つのパターンがあります。今後納得の行くキャリアを歩むためには、それぞれのパターンの特徴とメリット・デメリットを知ることが大切です。

現職でキャリアを積み重ねる

1つ目は、現職でキャリアを重ねる方法です。与えられた役割をこなしながら、徐々に成長して行くことで、会社にとってより貢献できる人材になることを目指します。

この方法のメリットは、会社は長期的な育成方針にもとづいてOJTや教育、人事異動などを組み立てている場合が多いため、それに従えば一定の成長が見込めることです。

一方、社内業務しか経験できないので必要な人材として活躍する選択肢が限られていることや、そもそも成長機会が少ない環境の場合は自力ではどうしようもないといったデメリットがあります。

転職でより活躍しやすいフィールドに移る

2つ目は、転職するという方法です。成長機会が多い環境に移って自分を磨くことで会社から必要とされる人材になることや、あるいは現在の自分の能力が高く評価される環境に移ることでさらなる活躍を目指すことが挙げられます。

転職のメリットは、選択肢が多いため、自分を本当に必要としている会社に移ることでさらなる活躍やキャリア・待遇アップが目指せる点です。新分野に進出したい会社では、その分野にいた人物だけでなく、その分野の会社と取引した経験がある人物が活躍できるケースもあります。一方、前職の育成計画が途中のまま転職すると、成長が途切れてしまう点がデメリットです。

なお、転職するパターンの場合、一般的に役職が高くなればなるほど、これまでどの業界にいたかは不問となります。むしろ、必要とされるには経営判断の精度や組織のマネジメント力が重要な要件です。

転職先で重宝される人材に!転職で成功する3つのポイント

転職でさらに必要とされるフィールドに移り、活躍を目指す場合には、正しい自己分析と冷静な会社選びが欠かせません。ここでは転職で成功するポイントを紹介します。

正確に自己分析する

転職では正確に自己分析することが大切です。

会社から必要とされる人材にはさまざまなパターンがあります。冒頭では会社が求める人材の要件の1つとして「成果を出す力がある」というポイントを挙げましたが、例えば営業分野でも、営業担当者として成約を獲得する、あるいはマネージャーとして優秀な営業マンを育成するなど、活躍の方法は豊富です。

必要とされる人材として活躍するためには、自分の強みを認識した上でそれを伸ばし、活かせる場所で働くことが近道といえます。転職で活躍する場所を探す前には、まず自己分析することが欠かせないのです。

活躍しやすい会社を選ぶ

次に、活躍しやすい会社を選ぶことが大切です。

転職では、キャリアの選択肢が大きく広がります。もちろん現職以上に自分の能力を必要としてくれる会社が見つかる可能性がある一方で、自分の能力が活かしにくい会社があるのも事実です。

仮に自分の能力を最大限発揮できない会社を選んでしまうと、その後活躍することは簡単ではありません。転職の際は、自分の強みを明確にした上で、転職先ではそれがしっかりと生かせるのか検討しておくことが重要です。

転職エージェントを活用する

転職エージェントを活用することも有効な手段です。

転職では自己分析が大切ですが、長いキャリアを振り返りスキルや経験を洗い出すことは意外に手間も時間もかかります。また、自分の市場価値を客観視することも簡単ではありません。さらに、数ある求人の中から、自分に合う案件を選ぶのは容易ではなく、そもそも優良案件は非公開となっているのが普通です。

転職エージェントに相談すれば、カウンセリングを通じて自分の経験や希望を洗い出すことができます。また、転職のプロの視点を借りて、自分では気づきにくい強みを発見。優良求人の中から厳選された案件の提案を受けられます。そのため、転職エージェントを利用すれば、満足度の高い結果につながりやすいのです。

転職によって重要ポストに就いた事例

ハイクラス・エグゼクティブ人材の移籍を専門に手がける『転機』では、実績がある方が別の会社からも評価され、転職によって重要ポストに就いた事例がございます。

下記は、200人以上のマネジメント経験がある50代の役職者が、同業他社の重要拠点責任者として売上アップを任されたケースです。成長企業では即戦力人材が不足しがちなので、同業経験者は現職よりも高給かつ責任あるポストで迎え入れられることがあります。

【サービス紹介】『転機』ではこれまでのご経験を活かせる、新たなキャリアの提供が可能です

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